「スメルゴストゥータ」とは
20年ぐらい前の話ですが、仕事でスウェーデンに出張していた事があり、週末だったか、祝日だったか今となっては定かでは無いのですが、その仕事先のスウェーデン人メンバーの自宅に招かれた事がありました。
その際に、テーブルに置かれた白く大きな長方形の皿の上に、これまた大きな長方形のケーキが置かれていました。
食べてみると、ん?ケーキじゃない。スイーツじゃないぞ。 これはサンドイッチだぁー?!
そして、すごく美味しい!!!
「これは何ですか?」、とその招いてくれた人に訊ねた所、これの料理はスゥエーデンのお祝い事の時によくつくられる、大きなサンドイッチだよ。と教えてくれました。
さらに、その名前も教えてくれようとしたのですが、何度聞いても、最初は全く聞き取れず、何度か発音してもらった後に、やっと「スメルゴストゥータ」と言っているのだという事がわかりました。
今、思い出して、試しにGoogle検索で 「スメルゴストゥータ」 と検索してみたのですが、全く検索結果に出てきませんね。何度か条件を変えて検索したところ、やっと日本語のカタカナでは「スモーガストルタ」と表記するのだとわかりました。スウェーデン語では、「 Smörgåstårta」ですね。
スモーガストルタ
スモーガスはサンドイッチ、トルタはケーキ、という意味で、「サンドイッチケーキ」という意味になります。
結婚式や誕生日などのお祝いの時に、皆で食べる習慣があるそうです。
スメルゴストゥータはとてもカラフルで、サイズも大きく、パーティなどではとても見栄えがしてとてもおいしい一品だと思います。
つくり方
1.数種類の具からなる3層から4層のサンドイッチを作る。
2.サワークリームやチーズ、デコレーション用生クリームなどを混ぜサンドイッチ全体に塗る。
3.サーモン、ゆで卵、甘エビ、ディルなどでデコレーションする。土台となるサンドイッチは作成してから一晩寝かせてパンと具材を馴染ませると、より美味くなる[。
出展: wikipedia/スモルゴストータ
ケーキイッチ
ところで、日本には日本サンドイッチ協会というのがあり、スメルゴストゥータに日本的なアレンジを加えて、「ケーキイッチ」というものを考案したそうです。
ケーキイッチって、ちょっとネーミング!? という気がしたのですが、どんなものか探してみると、メチャクチャきれいでした。
まとめ
北欧生まれのカラフルでとてもインスタ映えしそうなスメルゴストゥータやケーキイッチといった メニューを紹介しました。
みなさんも、パーティーなどの機会があれば、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか!!!