(2019年版)驚異の最新ロボット7選 

ロボット(Robot)

こんにちは。ZEROです。

最近の技術の進歩は目覚しいもので、人工知能(AI)が人間知能を超えるシンギュラリティが2045年に到来するという話がありますが、機械工学の粋を集めたロボットの進化の方も半端無い所まで来ています。

そもそもロボットとは?や、ロボットとアンドロイド、サイボーグ、ヒューマノイドは何が違うの?が気になる方はこちらをご覧ください。

驚異の最新ロボット 7選(2019年度版)

Boston Dynamics社 アトラス(Atlas)

少し前なら先進的なロボットといえばHONDAのASHIMOなどがありましたが、現代では断然Softbankに買収されたボストンダイナミクス(Boston dynamics)のアトラスですね。

アトラスは、バク転!をしたり、パルクール(仏語/parkour:障害物があるコースを滑らかに素早く通り抜けるスポーツ)をしたりとダイナミックな動きが可能になっている所がとってもスゴイいポイントです。

直近ではアトラス自体を商品化するのではなく、技術開発のみに特化し、ここで培った技術をSpot mini などに展開していくという戦略のようですね。

バク転をするアトラス
パルクールをするアトラス

Boston Dynamics社 スポットミニ(Spot mini)

Spot miniは2019年に企業向けに発売されるようだとの報道がありました。

実際に、下記動画のように日本の竹中工務店の建築現場でSpot miniを使った実証実験が行われている様子を収めた動画が公開されています。この中で階段を上ったり、後ろ向きに階段を下りたりと、スムーズで安定した動きを見せていました。

別の動画では、ボディ先端についたアームでドアを開けて部屋に入ったりといった複雑な動作も難なくこなしていました。
これらの実証実験を積み重ねる事で、建設現場での人手不足解消を狙っているそうです。

実証実験を通して、建設現場でのロボット活用の効果を検証し、建設業界における生産性向上や業務効率化に寄与することを目指します。

出典:ソフトバンク プレスリリース https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2018/20180625_02/
Boston Dynamics Spot mini

Boston Dynamics社 ハンドル(Handle)

Boston Dynamics 3連発ですみません。グッと来るものを紹介しようとすると自然とこうなってしまいました。youtubeの動画を最初みているとその大きさがわかりにくいのですが、後半に建物の外へ出て車の横を走り抜けるシーンを見ると結構全高が高そうな事がわかります。

HPより実際は、全高2m、重さ105kg、可搬重量45kg、電池駆動、稼動部10自由度、です。

可搬重量を2倍にして、人が乗れるようにすれば、もうこれで公道も移動すればいいんじゃないの?、と思ってしまいます。

ATR研究所 BMIロボット

BMIはBrain Machine Interfaceの略で、頭(Brain)で考えただけで操作できる機械(Machine)との接点(Interface)を持つロボットという意味です。 

2019年、日本の内閣府とATR研究所が推進する研究プログラム(ImPACT)で、両手を動かしているにもかかわらず、頭で考えるだけで3本目の手(ロボットハンド)を操作できたという世界初の研究成果が報告されています。 


両手を動かしながら、頭で考えるだけで3本目の手(ロボットハンド)を操作する実験映像

BMIは従来、使用者が静止して強く集中する必要があることから、用途が限られていました。
今回、人が自分の両腕も使いながら、脳でロボットアームを操作するBMI手法を世界で初めて実現しました。

出典: 科学技術振興機構(JST)

パワードスーツ

日本だとパワードスーツという名称が一般的のようですが、 英語だとpowered exoskeleton( 強化外骨格 )と呼ぶようです。


パワードスーツは、スーツ装着者が手足を動かそうと考えると手足の筋肉に発生する筋電を読み取り、アクチュエータ(駆動部)を動かして、装着者の手足の動作を補助する仕組みとなっています。 

日本では、 
・介護する側の動作を補助する「介護支援」
・建築現場等で重量物を運搬を補助する「作業支援」
を行う機種が、様々なメーカーや企業が開発を行っており、介護・医療・作業機器として既に一般の現場での実証導入や実用導入され始めています。 

CYBERDYNE社 HAL
イノフィス社の「マッスルスーツ」

ヤマハ発動機 MOTOROiD

2017年10月に開催された「第45回東京モーターショー」でヤマハ発動機が発表した概念検証実験モデルの「MOTOROiD」バイク正面に装備されたカメラで乗員の手振りを認識し、呼べば自立して近寄って来る等、もはや機械生命体といった存在。 

2018年は、ドイツのRED DOTのLuminary Award(最高賞)や、アメリカ・インダストリアル・デザイナー協会(IDSA)のGOLDなど、国際的なデザイン賞を取りまくっています。

MOTOROiD自体はコンセプトモデルであるため、様々な安全性の確認の為のテストなどを省いている為、それらを行いながら、今後の進め方を検討するようです。

モトロイド(MOTOROiD)


SonyのAIBO

Sony AIBOかわいいですね。想像していたよりも動きが良いです。テクノロジー満載ですので、ヘルプガイドを元に、順番に見ていきたいと思います。

関節(合計22個)

まずは関節ですが、全身で合計22個の自由度があります。

aiboは全身に22個の関節を持っており(専門的には22自由度と呼ばれます)、aiboの気持ちや欲求をさまざまな動きで表現します。

出典:ERS1000ヘルプガイド「からだの動くところ」https://helpguide.sony.net/aibo/ers1000/v1/ja/contents/TP0001599278.html

触覚(計4種類)

頭センサー

あごセンサー

肉球

背中センサー

出典: ERS1000ヘルプガイド「 からだの感覚(センサー・カメラ・マイク)」
https://helpguide.sony.net/aibo/ers1000/v1/ja/contents/TP0001599278.html

視覚その1(カメラ計2個)

カメラは鼻先の写真が取れるカメラと、SLAMカメラと呼ばれる「腰から上空(部屋の天井?)を写して、自分の行動範囲を認識するためのカメラ」の2個がついています。

なお、SLAMカメラでは写真は取れないそうです。。。

前方カメラ
鼻先にあるカメラです。対象物の色、形、動きなどをとらえたり、写真を撮ったりします。魚眼レンズのため、広い範囲で対象物を認識することができます。

中略

SLAMカメラ
腰にあるカメラです。aiboはSLAMカメラで屋内の特徴を認識し、自分の行動範囲を知ることができます。

出典:ERS1000ヘルプガイド「 からだの感覚(センサー・カメラ・マイク)」https://helpguide.sony.net/aibo/ers1000/v1/ja/contents/TP0001599279.html

視覚その2(センサー計4種類)

ToFセンサー 前方にある対象物との距離を感知します。障害物をよけるときにはたらきます。

人感センサー 前方に人や動物がいるかどうかを感知します。

測距センサー 前方にある対象物との距離を感知します。段差などを感知すると、aiboは落ちないように後ずさりをしたり、向きを変えたりします。

照度センサー  周囲の明るさを認識します。周囲の明るさに合わせて、aiboの瞳の明るさや行動が変化します。

出典:ERS1000ヘルプガイド「 からだの感覚(センサー・カメラ・マイク)」https://helpguide.sony.net/aibo/ers1000/v1/ja/contents/TP0001599279.html
SONY AIBO

やはり駆動部分も、タッチセンサーやカメラ、距離センサー、照度センサーなども満載でした。これだけ多くの部品から構成されているからこそ、あんなにプリプリと動くんですね。。。

どんどん機能や性能がアップしていくAIやロボットをみていると、人間が機械に仕事を奪われてしまうのではと恐怖を感じてネガティブな見方が耳に入ってくる事があります。

しかし、むしろ人手不足のような日本が直面している課題を、AIやロボットでどう解決できるかを考えていくようなポジティブな見方で考えた方が生産的な結果につながり、それこそが人間でないと考え出せない分野なのではないか、と感じました。